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『神との対話ーちいさな魂と太陽』 [火の語録~わたしの書斎]

-20代の初め、
自分の生き方に悩んでいた頃に読み、
壁が崩れるように道が開けて以来、
あちこちで、幾度も渡した本の中のひとつ。

今、人の出逢いが交差する
またひとつの時代の転機なのか・・・
特に届けたい友人がいるので、ここにも載せておきます。

誰もが出逢う「魂の友」との物語。

少しでも、元気がでますように。

読んでみてね。


『神との対話ーちいさな魂と太陽』 (ニール・ドナルド・ウォルシュ)から

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少し長いので、BGMと一緒にどうぞ♪




昔むかし、まだ時というものがなかったころ、
『ちいさな魂』が、神さまにいいました。

「ぼくがだれだか、わかりましたよ!」

神さまは答えました。
「それはすばらしいね!で、きみはだれなの?」

ちいさな魂は、力いっぱいさけびました。
「ぼくは光なんです!」

神さまもにっこりして、おおきな声で答えました。
「そのとおりだ!きみは光だよ」

ちいさな魂は、とっても幸せでした。
だって、神さまの王国にいる魂のすべてが
知りたがっていたことを知ったのですから。

「わーい、ぼくたちって、なんてすてきなんだろう!」

ところが、しばらくすると
それだけでは満足できなくなりました。

ちいさな魂は、なんだかむずむずしてきたのです。
そして自分自身を体験したくなりました。

そこで、ちいさな魂は、また神さまのところへもどって
(ほんとうの自分を体験したかったら、だれでも
神さまのところへもどってみるといいんですよ)、
こういいました。

「ねぇ、神さま!ぼく自分がだれだかわかったから、
こんどは自分を体験したいな。いいですか?」

神さまは答えました。

「おやおや、きみはもう、きみ自身なのに、それを体験したいというのかな?」

「そうなんです」
と、ちいさな魂は答えました。

「自分自身がだれだか知っていることと、
自分自身を体験することとはちがいますよね。
ぼく、自分が光だっていうのはどんな感じなのか、体験してみたいんです」

「だが、きみはもう光なんだよ」
神さまはまた、ほほえみました。

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「えぇ、知っています。でも、光であるって
どんな感じがするか、知りたいんですよ!」
ちいさな魂は、おおきな声でいいました。

「そうかそうか」
神さまはくすくす笑っていいました。

「それも無理はないね。きみには冒険心があふれている」

それから、神さまはちょっとむずかしい表情になりました。
「ただし、ひとつだけ困ったことがあるのだが・・・・・」

「困ったことって、なんですか?」
ちいさな魂は、たずねました。

「光でないものは、なにもないってことだよ。
わたしが創ったきみたちは、なにもかもすべて光なんだ。
光以外には、なにもない。
だから、きみ自身を体験するのはかんたんじゃない。
だって、きみとちがうものは、なにもないんだからね」
神さまはいいました。

「そうなんですか?」
ちいさな魂はつぶやきました。
なんだか混乱してきたのです。

「こう考えてごらん」
神さまはいいました。

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「きみたちは太陽のなかにあるロウソクのようなものだ。
きみたちは、たしかにそこにいる。
なん億、なん兆、いや無数のロウソクがあつまって太陽をつくっている。
きみたちがいなければ、太陽も存在しない。
きみがいなくても、
太陽は太陽だが、ロウソクが一本たりない太陽だ。
それは太陽じゃないんだよ。
完全な太陽ほど、明るくかがやけないからね。

しかし、光のまっただなかにいたら、
どうして自分が光だと感じられるだろう。
それが問題だな」


「でも、あなたは神さまでしょう」
ちいさな魂は、思いきっていいかえしました。

「なにか方法を考えてください」
すると、神さまはほほえんでいいました。

「もう考えたよ。
光のなかにいたのでは、自分が光だってことを感じられないから、
きみを闇でつつんであげよう」

「闇って、なんですか?」
ちいさな魂は、たずねました。

「闇とは、きみではないものだよ」
神さまはいいました。

「闇って、こわいのかなあ?」
ちいさな魂は、つぶやきました。

「こわがろうと思えばね」
神さまは答えました。

「ほんとうは、こわいものなんか、なにもないんだ。
こわいかどうかは自分できめる。
だって、なにもかも自分でつくりだしているんだからね。
ごっこ遊びのようなものさ」

「そうなのか」
ちいさな魂は、すこし安心しました。

それから神さまは、くわしく説明してくれました。

なにかを体験しようと思ったら、
その反対のことが起こらないといけないのです。

「それは、すばらしい贈りものなんだよ」
神さまはいいました。

「だって、反対のことがなければ、なにもわかりはしないのだからね。
寒さがなければ暖かさもわからない。
上らなければ、下ることはできない。
遅いっていうことがなければ、速いということもない。
右がなければ、左もない。
あそこがなければ、ここもない。
あのときがなければ、いまもないんだよ。

だから闇につつまれても、
拳をふりまわしたり、大声でさけんだり、
闇を呪ったりしなくていいんだ。

それよりも、闇にたいする光でありなさい。
腹をたてたりしないこと。

そうすれば、ほんとうの自分がわかるし、
ほかのひとたちにも、ほんとうのきみが伝わるよ。
光りかがやいて、
みんなに、きみは特別なんだってことを
知らせてやりなさい!」

「ぼくは特別なんだ、っていってもいいんですか?」
ちいさな魂は、ききかえしました。

「いいとも!」
神さまは笑いました。

「ぜんぜん、かまわないよ!ただし『特別』だというのは、
『ひとより優れている』ということじゃない。

そのことを忘れないようにしなさい。
みんながそれぞれ、特別なんだからね!

それを忘れている者がたくさんいるんだよ。
そういうひとたちは、
きみが特別でいいんだとみせてやると、はじめて、
自分も特別でいいんだな、と思うようになる」

「わーい」
ちいさな魂はうれしくて、笑いながら飛んだりはねたりしました。

「ぼくは、すきなだけ特別になれるんだ!」

「そうだとも。いますぐはじめていいよ」
神さまも笑いながら、
ちいさな魂といっしょになってスキップしました。

「で、きみはどんなふうに特別になりたいのかな?」
神さまは、ききました。

「どんなふうに特別に、ですか?」
ちいさな魂は、いいました。

「よく、わからないんですけど」

「光であるというのは特別なことで、
その特別にはいろんな面があるんだよ」
神さまは説明しました。

「特別に親切だというのもある。
特別にやさしいというのもある。
特別に想像力があるとか、
特別にがまん強いというのもあるな。
ほかに、どんな特別を考えられる?」

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ちいさな魂は、おとなしくすわって首をひねり、それからさけびました。
「たくさんの特別が考えられますよ!
特別にひとの役に立つ。
特別に気前がいい。
特別に友情にあつい。
それから、特別に思いやりがある!」

「うまいぞ!」
神さまはうなずきました。

「いつだって、きみはそのすべてになれるし、
そのうちのひとつを選ぶこともできる。
それが、光であるっていうことだからね」

「ぼく、なにになりたいかわかりますよ!
なにになりたいか、わかってます!」
ちいさな魂は、興奮して大声をあげました。

「ぼく、『ゆるす』ということで特別になりたいな。
『ゆるす』という特別もありますよね?」

「あるとも」
神さまは、ちいさな魂にうけあいました。

「それも、とっても特別なことだよ」

「それじゃ、ぼくはその特別になります。
特別に『ゆるす』っていうことを、体験してみたいな」
ちいさな魂はいいました。

「よろしい。ただし、ひとつ、やっかいなことがあるね」
神さまはいいました。

ちいさな魂は、すこしじれてきました。
だって、話がなかなか先へすすまないようでしたから。

「やっかいなことって、なんですか?」
ちいさな魂は、ためいきまじりにたずねました。

「『ゆるす』相手がいないということだ」

「いないんですか?」
ちいさな魂は、自分の耳が信じられませんでした。

「いないんだよ!」
神さまはくりかえしました。

「わたしが創ったものは、すべて完璧だ。
わたしが創造した魂はみんな、
きみとおなじように完璧なんだよ。みまわしてごらん」

そういわれて、ちいさな魂は、
おおぜいの魂にとりかこまれているのに気づきました。

ちいさな魂が神さまと『ふつうではない対話』をしている。

そうきいた魂たちは、
どんなことを話しているのか知りたくて、
はるばる遠くから、
それも神さまの王国のあらゆるところから、
やってきたのです。

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無数の魂たちがあつまっているのを見て、
ちいさな魂も、うなずかずにはいられませんでした。

どの魂もそれぞれにすばらしく、みごとで、
ちいさな魂とおなじように完璧でした。

そんなすばらしい光の魂たちがあつまっているのですから、
それはそれは明るくて、目もくらむばかりでした。

「ほらね。だれを『ゆるし』たらいいだろう?」
神さまはいいました。

「そんなの、困りますよ!」
ちいさな魂は不満でした。

「ぼくは。『ゆるす』という特別を体験したかったのに。
それがどんな感じか、知りたかったのに」

そのとき、ちいさな魂は、
これが『悲しみ』というものなのかな、と思いました。


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すると、あつまった魂たちのなかから、
『友情あふれる魂』が、すすみでました。

「心配しなくていいわ。ちいさな魂さん」
友情あふれる魂はいいました。

「わたしが助けてあげる」

「きみが?」
ちいさな魂は、ぱっと顔をかがやかせました。

「でも、きみになにができるかなあ?」

「なにか、あなたに『ゆるされる』ことをしてあげるわ」

「そんなことが、できるの?」

「できますとも!」
友情あふれる魂は、明るい声でさけびました。

「つぎの人生であなたと出会って、
なにかあなたに『ゆるされる』ことをすればいいのよ」

「でも、どうして?
どうして、そんなことをしてくれるの?」
ちいさな魂は、たずねました。

「だって、きみはそんなに完璧な存在なのに!
きみの振動がとっても速くて、明るくかがやいているので、
まぶしくて見ていられないぐらいだよ!

それなのに、その振動を遅くして、
明るい光を重い闇にかえてしまうなんて。

どうして、そんなことをしようと思うの?
きみは星のあいだでかるがると踊り、
神さまの王国を、思考と同じ速さで飛びまわっている。
そのきみが、つぎの人生でぼくと出会い、
重くなってわるいことをしてくれるなんて。
どうして?」

「かんたんだわ」
友情あふれる魂は、答えました。

「あなたを愛しているから」

ちいさな魂は、それをきいて、
びっくりぎょうてんしたようでした。

「そんなに驚かなくてもいいのに」
友情あふれる魂は、いいました。

「あなただって、おなじことをしてくれたのよ。忘れた?
わたしたち、なんどもなんども、
いっしょに踊ったじゃないの。

永劫の時をこえ、あらゆる時代をこえて、
わたしたちはいっしょに踊ったわ。
あらゆる時、あらゆる場所で、いっしょに遊んだわ。

あなたが覚えていないだけ。
だって、わたしたちはどちらも、
『すべてである』だもの。

わたしたちは、上昇であり下降、左であり右なの。
ここでありあそこ、いまであり昔なのよ。
男性であり女性、善であり悪。
そして被害者であり、加害者なんだわ。

だから、わたしたちはこれまでも
数えきれないくらい出会ってきた。

そして、相手がほんとうの自分を表現し、
体験するための完璧なチャンスを与えあってきたの」

「だからね」
友情あふれる魂は、つづけました。

「あなたのつぎの人生では
わたしが『わるいひと』になるわ。

そして、とってもひどいことをする。
そうしたら、あなたは、
『ゆるす』ということを体験できるのよ」

「でも、どんなことをするの?」
ちいさな魂はすこし落ちつかない気持ちになりました。

「どんなひどいことなんだろうなあ?」

「そうねえ」
友情あふれる魂は、目をきらきらさせて答えました。

「なにか考えましょうよ」

それから、友情あふれる魂は、ちょっと真剣な表情になって、
静かな声でいいました。

「あなたのいうとおりだわ」

「なにが?」
ちいさな魂はたずねました。

「わたし、振動を遅くして重くなり、
『それほどすてきではないもの』にならなくちゃいけない。

自分とはぜんぜんちがうもののふりをするの。

だからひとつだけ、
お返しにおねがいしたいことがあるんだけど」
友情あふれる魂はいいました。

「なんでもきくよ、なんだって!」
ちいさな魂はさけんで、歌って踊ったりしはじめました。

「ぼくはゆるせる。ぼくは、ゆるせるんだ!」

ところが友情あふれる魂のほうは、
ひっそりと、とてもしずかなのです。

「どうしたの?」
ちいさな魂は、ききました。

「ぼくはなにをしてあげればいいの?
ぼくを助けてくれるなんて、
きみはほんとうにすてきな天使だね」

「もちろん、この友情あふれる魂は、天使だよ!」
神さまが口をはさみました。

「だれでもみんな天使なんだ!
それをいつも忘れないように。

わたしはきみたちのところへ、
天使のほかは、なにも送ってはいないのだからね」

そこで、ちいさな魂は、
ますます友情あふれる魂のねがいを
かなえてあげたいと思いました。

「ね、ぼくは、なにをしてあげればいいの?」

「わたしがあなたを攻撃し、打ちのめしたとき、
思いつくかぎりのひどいことをしたとき、
そのときに・・・・・」
友情あふれる魂は、口ごもりました。

「うん、そのときに?」
ちいさな魂は、待ちきれなくなっていいました。

「そのときに・・・・?」

「ほんとうのわたしを、覚えていてほしいの」

「覚えているとも!」
ちいさな魂は、さけびました。

「約束するよ!いつも、いつまでも、
いまここにいるきみを覚えているって」

「よかった」
友情あふれる魂は、いいました。

「だってね、自分でないもののふりをするには、
いったん、ほんとうの自分を忘れなくてはならないのよ。

あなたがほんとうのわたしを覚えていなかったら、
わたしも思い出せなくなるかもしれない。

わたしがほんとうの自分を思い出せなかったら、
あなたまでほんとうの自分を忘れてしまい、
ふたりとも迷子になってしまうわ。

そうしたら、だれかべつの魂がやってきて、
ほんとうのわたしたちを思い出させてくれるまで、
迷っていなければならないでしょう。」

「だいじょうぶ、忘れないよ!」
ちいさな魂は、もういちど約束しました。

「きみのことは、けっして忘れない!
贈りものをいつまでも感謝するよ。

ほんとうのぼくを体験するチャンスという
贈りものをくれて、ほんとうにありがとう」

こうして約束ができました。


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ちいさな魂は、いさんであたらしい人生に向かいました。

光であること、特別であることに胸をおどらせ、
『ゆるす』という特別なことを体験しようと
わくわくしながら。

ちいさな魂は『ゆるしてあげる』という体験をしました。

その機会を与えてくれるすべての魂に感謝しようと、
わくわくしてすごしました。

そして、あたらしい人生であたらしい魂と出会い、
その魂がよろこびや悲しみをもたらしたとき、
とくに悲しみをもたらしたときに、
いつも神さまの言葉を思い出すのでした。



「いつでも覚えているんだよ」
神さまは、ほほえみながらいったのです。






「わたしはきみたちのところへ、
天使のほかには、なにも送ってはいない」


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