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イキザマ。Ⅱ [ふたりのヒトトナリ。]

そのとき 

世界が変わったように思えたのは

ふたつの魂が繋がったとき

互いの内なる世界が変わったから


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「オレ、嘘つきだもん」
が口癖だったあなた
自分に正直に 思うが侭 自由に振舞う代わりに
人を騙すのも巧妙だった

「嘘だけは許さない」
と育てられた私
人に忠実にと教えられ 身についた空気を読む癖と共に
自分を偽ることを覚えた


別々の場所で ベクトルの違う世界を生き
ちょうど 30年目のこの季節に
私とあなたは出会った

その日 始まった
ひとつの 衝撃的な化学反応

それが 互いの世界を変えた

あなたは 他人に嘘がつけなくなった
わたしは 自分に嘘がつけなくなった

もうひとりの自分と出会ったとき
私の半身を 眼にしたとき
「自分」をかたどる 内側と外側 裏と表の境界線が
はじめて 意味を失った


一番大切したいなにかを理解したとき
それ以外のなにかから 自分を守る必要がなくなった

自分にも 他人にも
嘘をつく理由が なくなった


あなたは 私を なにひとつ制限しない
私も あなたを制限するまい

たとえ それが 「間違い」でも
それが たとえ 「安定」でなくても

あなたは私の自由を信じ
私もあなたの自由を信じる

この世界を包む もっと大きな世界を 信じてる
身体を超えた もっと大きな「からだ」を 信じてる

あなたは 私の半分
私は あなたの半分

互いを 拘束などできはしない

あなたを制限することは 私自身を制限すること

あなたの魂を信じるのは 私の魂を信じること


ふたつの「自由」が ひとつになったら

とっても大きな世界が見れたよ


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「えいえん」 [ふたりのヒトトナリ。]

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「永遠に愛してる」


出逢ったときからそういったあなた。


そのとき、私にはわからなかった。


「永遠って、なに?
どうして永遠だってわかるの?
気持ちなんか、いつ変わってしまうか、わからないのに。」

そう訝しがる私に、あなたは全く揺るがない表情で返したよね。


「わかるよ。
それどころか、毎日、毎日、もっともっと深く愛するようになる。

たとえ死んでも、魂だけはね、ずっと続いてく。
・・・思い出したいなら、ひなもいつかわかるよ。

そのために、今、オレと一緒になった。
そばに居れば、いつか、わかる。」

理由を求める私に、あなたは、いつだって理屈を語らない。
けれど、その分、思い知る。
あなたの言葉に不思議な信念が宿っていること。

いつだって一歩先を歩き、
なにかとても大事なことを、私よりもずっと深く理解している。
どんなに現実が変化しても、変わることなく、
あらゆるものに宿っている精神、魂のことを。

だから何が起こっても、動じない。

ときに臆病になる私に、
なんだって、どうだって、恐れることはないってことを、
なんの説明も、なんの主張もなく、
ただ、そばに居るだけで教えてくれる人。

「ま、どっちだって、大丈夫だよ。」
不安も、迷いも、ちょっとおどけた表情で、あっさり流してしまう。
これが、あなたのいつものスタンス。

「オレは、今、ひなのために生きてるから。
ほんとは、他に何もいらないくらいだから。」

あなたは、三年前のその言葉どおり、今も私を笑わせるためにそばにいる。
空気みたいに自然に、私を守り、導いてくれる人。

あなたとの魂の約束、
それには、目に見える契約書なんかないし、安心できるようなしるしがあるわけじゃない。

けれど、日々深まる自分の心を感じるだけで、それが真実だとわかる。

毎日、毎瞬、私はあなたが言った「永遠」を思い出す。

触れるだけで震える魂
寝顔を見つめれば溢れる涙

変わるどころか、強く深まっていく想いがある。

理由なんてない 証明なんていらないほど たしかなもの。


少しずつ、少しずつ、
魂の記憶にかかったベールが、はがれてくよ。

少しずつ、思い出していくよ。


あなたがいつか言ったみたいに。



*****************************
・・こんな所感に、とても共鳴する歌

This I Promise You By *NSYNC
「これがきみへの約束」

下に訳しておきます。
ぜひ歌詞を味わってほしいな。



きみの周りの光景が
きみを悲しませ 泣かせるなら
きみを囲んでいるものが
秘密や嘘ばかりなら
僕がきみの力になろう
僕がきみに希望をあげよう

自信を失っても 信じることをやめないで
きみが呼ぶべき相手は
初めから ずっとここに居たのに
ここでずっと待っていたよ

そして僕は
きみをこの腕に抱きしめよう
きみの居場所はここだったんだ
もう 二度と離れない
僕の人生が終わるその日まで
これがきみへの約束
これがきみへの約束

悠久の時を越えて きみを愛し続けてきた
幾つもの前世を経て
そして ようやく 辿り着いたきみに 
今 これを約束しよう
もう決して きみを傷つけたりはしないと
この言葉を誓おう
僕の心をきみにあげる

僕らはこの闘いを勝ち取った
そしてこの契りとともに
永遠が今 始ろうとしている

目を閉じてみて
愛に溢れた毎日がある
この気持ちは消えないってことを
僕は知ってる
僕の人生が終わる日まで
これがきみへの約束
これがきみへの約束

きみが呼ぶなら
僕は 何度でも何度でも 
落ちて行こう

僕の人生に きみがいなければ
僕はもう 一瞬だって 生きてはいないだろう

僕の言葉は すべて真実だよ
これがきみへの約束





パンドラの涙 [ふたりのヒトトナリ。]

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私が泣くと あなたは言った

「オレはね、

ひなと生きることと引き換えに
あの世に置いてきたのものがある。

『悲しい』っていう感情。

辛いとか、苦しいとか、そういうものが、オレにはない。

だから ごめん。
オレが涙を流さなくなったかわりに
ひながそのぶん泣くのかな。

その代償を 許してほしい。 」



けれど、私は知っている。

私と一緒に生きながら、
あなたはすでに3度泣いた。


ひとつは 私が家族を想って泣いたとき。
あなたは、
「家に帰る?」
と聞いた。

弾かれたように驚く私に、あなたは顔を背けたまま、言った。

「いつか、ひなに、準備ができるときまで。
出逢った時期が、早すぎたんだね。」
と。

サイドガラスに反射して、頬を伝う一筋の涙が光ってた。


ふたつめは 私が最も辛い過去を話したしたとき。

想いを寄せた人に 裏切られた記憶を
あなたは 洗い流すかの如く
嵐の雨ように 激しく泣いた。

「辛かったね。もう苦しい夢は見ないから。」
声を枯らして、何度も、何度もそうつぶやいた。


みっつめは 私が倒れてうなされていたとき。

あなたの名を 呪文みたいに何度も呼ぶ私を
まるごと大きな両腕で包み込んで 
しばらく黙ったまま あなたは 泣いてた。



悲しみを忘れたわけじゃない
ほんとは あなたは 誰よりも それを知っている

あらゆる感情を 理解している

それがどんな影響を 周りに与えうるかということさえ

だからこそ あなたは 自分のために
泣くことも 怒ることも 憂うこともしないだけ

目の前の相手を 思いやるあまり 
あなたは 記憶に蓋をして 自ら 忘れたふりをする

深い意識の底まで 自分で自分に 催眠をかける

自分のことで 誰かが 心悩まぬよう
心配したり 気をもんだりしないよう

それと悟られぬように
気づかれぬように 平気なふりをする

あなたさえ 知らない あなたの感情



私だけが 知ってる あなたの ひみつ


おばかさんだね 


愛しいひと






BLUE FLOWER [ふたりのヒトトナリ。]

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今まで生きてきて、
人を嫌いになったことがない人はいるだろうか?
心を傷けられて、苦しんだことがない人は、いるだろうか?

人は、みな、それぞれの観念や基準を持って生きている。

人間として、制限ある社会を生きている限り、
正義や「こうあるべき自分」の姿を、身にまとうのは仕方のないことだ。

傷つくなといわれても、なかなかそうはいかない。
手放せない自尊心や、守るべきアイデンティティがある限り。

・・しかし、そんな当たり前のことがあてはまらない、
ちょっと変わった人間が、ここに確かに存在する。 - それがサクだ。

たとえ喧嘩をふっかけられても、相手にしない。
殺されかけても、笑ってる。
腹を立てる姿すら、見たことがない。
なんでも
「まあ、それでいいんじゃない?」。

どんなことでも、結局子供のように面白がる。

どうやら、一度、あの体験を通して
この世界のあらゆるものが仮そめだと、「見てしまった」サクには
自分に降りかかることすべて
「どうだっていいさ」と愉快に見えているらしい。

そうして、なんでもまるごと飲み込んでしまうサクを、
すぐに誰もが好きになる。

敵を作らないのは、相手を敵だと思わないからだ。

傷つかないのは、傷つくプライドも思想もないからだ。

あらゆる偏見からも自由に生きてきたからだ。


「それでもひつこく絡んでくる相手がいたら、どうするの」
という私の問いにもあっさり返す。


「そういうときは面倒くせえから、
BLANKEY JET CITYの歌の意味を、
泣けるくらいわかるようになってから出直してこいって云えばいいさ。」

。。。ふむ、なかなかの名言だった。


そんなサクのこよなく愛する、ブランキーの曲の中から。
「青い花」





ガムを噛んでいる 陽のあたる場所で
壊れそうな 未来感じながら
この世界の中で 君が一番愛してる物は何

通りの向こう側で手を振っている
子供の笑顔

何を愛するの僕たちの世代 アスファルトに生まれた
青い花

僕はスピードのぬいぐるみを着て 夜の街で風の唄を歌う

忘れないでくれよ 誰もが皆んな この星のひとかけらなのさ

ビルの影で見つけた 肩をすくめている天使

君が失った 透き通った心 目を閉じれば広がる
青い花

真夜中に目覚め 僕は月を見る
真白な冷たい光に包まれて・・・



大怪盗サク。 [ふたりのヒトトナリ。]

このへんで、サクという人物像について、
できるだけひいき目でなく、生の姿を記録しておきたい。

ひつこいようだが、おとぎ話のような無垢の王子様を想像してはいけない。

彼を一言で例えるなら-、そう、それは「どうしようもない人」 である。

物心ついたときから、生粋のワル、盗っ人だった。

思春期の子供の問題に頭を抱えるお母さんに、多少の救いを与えるかもしれないので、
彼の華々しい、そして毒々しい10代の頃の様子を、ここに記しておこうと思う。

過去に遡ること、20数年・・・
3歳の頃から近所の駄菓子屋で盗みを始めて以来、サクは
「すべての店のものはオレ様のもの。」
という大胆不敵な世界観の中で生きていた。

成人するまでに、盗んだ総額1000万円以上。(すでに時効とかいう問題ではない)
小学3年生の頃には、すでに警察のお世話になっていた。
(記念すべき初めて捕まった日が、10月10日だったと発覚した。どうでもいい。)
しかも、主犯がサク、他友達3人と遊び半分で、放課後の職員室に盗みに入り、
5万円ほどかすめた後で、非常センサーに引っかかったのが運の尽き。
初めての厳しい警察の事情聴取にも、面白半分に嘘ばかりついて、毎日8時間、
一週間ほど拘束されてたとか。(当時7歳・・・)
あげく、退屈さのあまり聴取の最中に警官の目を盗んで、取調べ机の側面、
さらには引き出しの中まで、めいっぱいマジックで落書きして帰ったらしい。
日々、あまりにもサクの話す内容がコロコロ変わるので、
(本人は完全にふざけいてたからしょうがない)
警察が混乱し、聴取の用紙がサクだけ電話帳のような厚さになったという。

それからも、反省の色もなくエスカレートし、万引き、スリ、置き引き、
車上荒らしはお手のもの。
近所のスーパーには「怪盗キャット」(安易すぎるだろ)と称し、
電話で万引き予告をしてから盗みに入るほどのプロ。ルパンか。とにかくひどい。
しかも当然のようにほぼ100%成功させる。

テストはもちろん常に白紙。定期テスト中は至福の安眠タイムにしか思えない。
学校は行くが授業なんてもちろん聴いたこともない。
(ところで、いまだ、英語のアルファベットも書けないのに、
英検3級を持ってるのはどういうことだ。カンニング3級の間違い。)

その辺の窓ガラスも、残らずエアーガンでガンガン割る。教員の車も毎日パンクさせる。
それでもたまにいる熱血な教師たちが、愛情を持って話し合おうと職員室に呼び出せば、
懐からにこにこ笑顔でナイフを出す。などなど・・

学校の伝説になるほど、先生も手をやいていた。訊いてると彼らが本当に可愛そうになる。

けれど、サクにとっては全部暇つぶしの楽しい遊びだったというから呆れ果てる。
悪気もないから余計厄介。暴力や喧嘩沙汰は一切なく、性格が優しく友達受けもいい。
大人に対しても攻撃的でも反抗的でもないため、先生もどう更生させればいいか
わからなかったらしい。
ついでにいうと、サクのお父さんは地元の役員だったため、警察官も友人だったりする。
(盗みの後も、金銭以外の母子手帳や免許証、貴重品らしきものだけは
もとに戻しておいたり、こっそり届けに行くというから、余計意味がわからない。)

中学生の頃には、すでに隠し持っていた所持金〇百万円、が当たり前だったという。

奇跡的に入学できた高校でも、幾多の伝説をこさえた。

もちろん当時の友達との遊びも、もっぱらナンパと盗み、バイクや悪戯ばかり。
地元のホテルは知り尽くし(おい)、タバコに酒にシンナーはもちろん
無免許で大型改造バイクを乗り回し(こら)、福島~東京間をシンナー買いに大暴走。
お金がなければ、ガソリンまで盗む。たばこもカートンごと、お酒も箱ごと、盗む。
笑顔で爽やかに、レジから、ゲームを、盗む。
最終的にはヤクザの家にまで、盗みに入ってしまうから大変である。
(こてんぱんにやられたらしいが。)

・・ここまで書いても、それはサクの黒歴史の中のまだほんの一部の、
さらにその一片にすぎないのは云うまでもない。
いまだに時々、思い出したように話してくれるエピソードがまだまだあるが
どれも酷すぎて、放送禁止の域、ここでは語れないものも多々ある。
(訊ける人はいつか本人から聞いてください。)
それこそ連載漫画がかけそうな活躍っぷりだ。

そうして、愉快な仲間たちと共に、花の高校生活も終盤を迎える頃-、
目の覚めるようなピンクのモヒカンを教員にひつこく注意されたサクは、
最終的に眉毛までないスキンヘッドになり、とうとう卒業3日前に退学を言い渡される。
・・とはいえ卒業式にはバイクで乱入。先生真っ青。お母さんは号泣、半ば気絶。

ちなみに、彼が十代の頃、キラキラと純粋に掲げた夢、
それは、「大泥棒」であった。もちろん本気である。
(続く20代は、パチスロで焼肉三昧、大もうけの日々となったらしいが。)

・・・そんな彼だから、退学後も、お金に困ることもなく、
仕事もする気にならなかったらしい。
(時給800円程度で、身体を壊すほどに躍起になって仕事をしていた頃の私を思うと、
ちょっとわかる気がするが・・)
とにかく、ふざけっぷりもここまで行くと、もう、感心する。


そんな彼が・・・、
30を過ぎてようやく今、寝る間もないほど一日中まじめに働いている。

あんなに乗り回していた大好きなバイクもない、車もない。
札束を湯水のように使っていた頃が嘘のように、コツコツ地味に生きている。

しかも、誰もが忌み嫌う、きつくて理不尽な業種を、ほぼ休むこともなく
愚痴もいわず、2年半続けているから不思議だ。

彼は苦笑いしながら云う。
「姉ちゃんが言ってたとおりだ。
今まで、一生分遊んだから、あとは働くことになるらしい。」と。

人生 何が起こるかわからない。

何が、人間にとって肥やしとなるかなんて、誰にもわからない。

百の説教より、出逢いひとつが人生を根底から変えたりするのだから。

だからだろうか、私の教え子に、「問題児」はいない。
否、「問題児」というレッテルを貼られた子、
教師たちに手の負えない「落ちこぼれ」と呼ばれた生徒はたくさんいても、
私の目にそのようには映らないだけだ。

サクの存在やその過去が、いつのまにか私自身の価値観にも投影されたのか、
十代の子供たちへの新しい見方を、与えてくれているような気がする。



・・・とにかく人間って、おもしろいよね。



****************************************************************************
そして、思い出と共に、やっぱり音を載せよう。

サクの一番やんちゃな青春時代、好きだったアーティストはイエローモンキー。
名前が漢字まで同じだったのがきっかけで、妙な親近感が沸いたとか。
サクが云うには、
「名前は魂がしょってるもんだから。似た空気を感じるんだよ。」。
なるほど。
どんな形に名づけられたとしても、名前にはその魂が背負うエネルギーみたい
なものが自然に顕れると。
たしかに、特別心惹かれる人物って、なぜか自分の名前と縁があったりする。
私とサクの苗字が同じだったり。父と、サクの名前がとても似ていたり。
(実は私とサクの本名も、漢字で示すと、まるで謎解きみたいに
それぞれの名前が見事に組み込まれていたりして、ふしぎで面白い。そしてちょっと感動する。)

そう思うと、イエモンのこの陰のある危険なムードが、
出逢った当時のサクが持つ、不敵な独特の雰囲気となんとなーく重なって、
興味のなかった私も、いつの間にかこのアーティストを好きになっていた。

サクといえば、太陽と海。
お気に入りの中からこの曲、「聖なる海とサンシャイン」を。

車の中で生活していたとき、景気づけに二人で歌った歌。
ちょうど、ひとつの縁にピリオドを打ったばかりの、あの方へ。

「人が 海に 戻ろうと流すのが涙なら 抑えようないね
それじゃ 何を 信じあおうか」




さらに、私が好きな歌のひとつ。「BRILLIANT WORLD 」

「 何十年 何百年 何千年 何万年
何億年 何光年 何秒間
君といれるだろうか  明るい暗闇で・・」歌詞がいいね♪




たゆたうトキの記憶。 [ふたりのヒトトナリ。]

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夢は何ですか?
と訊かれるなら、 正直答えに困ってしまう

未来なんてない

なんていうと なんだか絶望的な物言いだけど

今と  今と  今
その連続
この瞬間の繰り返し

それが 私とあなたのすべて 

全身全霊で 
しかれど  たゆたうように
流れのまま 今日を行く

毎日が 完結編

いつか あなたはいったよね

「時間なんて ほんとは 在って 無いようなもの
ページをめくるとね どこもかしこも 最終回なんだ」

その意味、今は少しわかるよ

明日 この世のすべてが終わっても 惜しくないよう
今日という最終回を 毎日 迎えては 

また 始める

過程は いつか 目的そのものに成り代わり
今ここの「presence」-存在そのもの- こそ 
最高の「present」-現在という贈り物- になる

ただ それだけの繰り返しが
重なり合って 次の瞬間の私たちを また描く


ほら たとえば
旅の目的地を決めたとして
今からそこへ向かうとして

楽しみたいのは 
到着地点ではなく
むしろ
そこに辿り着くまで 移り行く
色とりどりの風景 そして 様々な出会いであるように


二度と戻らない この瞬間よ

そんな毎日が
幸せで 恋しくて 愛しくて

そして
少しだけ もの悲しいのは どうしてだろうね

こんにちは 今
さようなら 今

そんな はじまりと おわりの繰り返しを

私と あなた 
二人で 生きていこう

どこまでも
どこまでも

たとえ この身体朽ち果てても
魂朽ちぬ限り 

つないだ心  離さないから

離れないから


永遠に 愛してる



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子供たちとの写真。 [ふたりのヒトトナリ。]

職場風景より。

算数教室での懐かしい写真が
唯一これだけ残っていました。

ゲーム形式なので
大学生のアルバイトさん達に
手伝ってもらいながら
わいわいがやがや・・

毎回授業というよりお祭り騒ぎでした。

みんな、元気いっぱいで
ほんとにかわいかったな。

今頃、どうしてるかなあ・・


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月間MVP決定のヒトコマ。
みんな個性豊かで、今でもよ~く覚えてます。

ちなみに、上の男の子はチャンピオンのライバルくんでした。 
ちょっぴり悔しそうな表情が、正直でカワイイでしょ?

自然に刺激し合えるのはいい関係。
もちろん、次は、彼もMVPを取りましたよ(^^)

言霊 [ふたりのヒトトナリ。]

ちょっと出会いの経緯は休憩して・・

ふたりの会話から。


*************************

「ね サク
女の子ってね、男の子以上に裏表があるんだよ。

どうしてかな、当たり前のように
お腹に色んなこと隠して生きてる気がする。

優しくてキレイな言葉ばかり使ってた子が、
あるとき、突然暴言吐いたかと思うと
態度が豹変したりするんだ。

単に怒るとかじゃなくて、
信じられないくらい相手が傷付く言葉を投げたりする。
自己嫌悪でトラウマになるくらいの。

そして

『実は、云わなかったけど
ずーっとこう思ってたのよ』

なんて言ったりする。
じゃあ、今までは何だったの?
云わないのは良いけど、じゃ、なんで、今言うの…みたいな(≧ε≦)


サクの仲間はあんまりそんな人いないね。
男女の差かな

なんだか時々ね、
わかんなくなる。怖くなるんだ。」

「ひなは馬鹿だからなあ。
人間をよくわかってないんだよ。


オレはね、
今でも人を見ただけで、
その人がどういう人か一瞬で見抜くことができるよ。」

「見抜くって、どういうこと?
本音で話してるかどうかってこと?」

「いや
心から話してるかどうかなんて、
見抜くまでもないだろ

そんなのは誰でもわかるさ
そうじゃなくてね…
人間の、もっと奥深くて複雑な部分まで、だよ。」


「裏表がわかる?
その人の本質とか魂ってことだよね。

私はサクみたいに見抜けないけど、
言ってる意味はなんとなくわかる。

何でわかるの?やっぱり目かな」

「うーん…
オレの場合は目じゃないかな
言葉だな
相手のさりげない一言でも、
その人がどういう思いでその言葉を言ったかが
全部わかるよ

一言話せば、そいつの深い部分までわかる。

言葉に込められた言霊ってやつだろうな。

それで、魂がわかる。」





一厘の花 [ふたりのヒトトナリ。]

彼はあらゆる人生を生きた
古い魂だった


お金持ちになることも
貧しさも

有名になることも
落ちぶれることも

人気者になることも
憎まれ役を引き受けることも

あらゆる生き方を知っていた

それがいかに無常で
朝靄の如く儚いものかも


苦も楽も
彼にとっては同じ砂の味

あらゆる生き方に飽きた彼の魂は
この人生で
影となる役を引き受けた

幼き頃から
暗黒に身を染め

眩い光達をいっそう美しく引き立たせた彼は

人間のクズとして
誰もが厭う役割を
見事に演じてみせたのだ


その生きざまから
彼が伝えたかったのは
九分九厘の人生の馬鹿馬鹿しさと
人間の愚かさと

そして
最後の一厘に秘められた
ヒトとして生きる理由


輝きに酔いしれる光をも
ときに軽快に嘲笑いながら
彼なりの方法で
「ほんとうのしあわせ」を問うた


「ホントウノシアワセ」


そう
ヒトはそれを
愛と呼ぶ

歴史は
その様々なストーリーと
愛のもたらす希望と失望を
絶えず語り継いできたのだろう


神がヒトに与えた
限りない数の
限りある物たち

唯一
朽ちることなく根を張るは
魂挙げて続く愛

それこそ
「最後の一厘」に込められた火水(ヒミツ)

時に目に見えるかたちで
時に目に見えぬかたちで

惜しみなく 溢れ
そのたび また
惜しまず 注がれ

その豊潤なる流れは
止まることもなく
絶えることもない

永久に渇れぬ
最初で最後の魂の繋がり

それは
九分九厘の幻を
飽きるほど必死に生きてこそ
時熟し
最後の最後に開く
一厘の花のしくみなり


かの花に
天が仕組みし
「大どんでん返し」のパスワード

宇宙挙げての壮大にして繊細なストーリーは
九分九厘の幻を
霧のように消し去りゆく


最後のシナリオを辿るなら
あなたはその証として
ただ
ひたすらに涙を流すだろう


小さな自分の深き場所に
かつてから在った、
そして在る、
これからも在りつづける愛の
そのあまりの大きさに
驚愕し
喜びと涙にむせぶだろう


どんな美辞麗句も
霞んでしまうほど美しく

何よりも香しく
そして心を和ます

たった一輪

されど 最後の

一厘の花
唯一の花

常永久に咲く花


やっと見つけた朽ちぬ花

それが
一厘のしくみ


時 来れり


ただ
きみが為
おのが為

花は開かん


ときよ きたれり





じゆう [ふたりのヒトトナリ。]

自由が欲しいって?

何も失わずして
自由を得ることなどできないだろう?

人は何かを手放した分だけ
自由を掴むものだから


それまで
全てから自由に生きてきた少年と
ただ
共に生きるために
大切な全てを捨ててしまった少女

彼女は
彼と引き換えに
それまで掴んでいたもの一切を失った

人は
そんな彼女の選んだ「自由」を
身勝手なエゴだと詰った

しかし
多くの人が願う
「自由」と云う言葉そのものは
おそらく
多くの人が願うような
「幸福」を意味するものではあるまい

すべてから「自由である」ことの本質とは
とてつもなく孤独で
とてつもなく厳しいものだからだ


その一方少年は
少女を得
代わりに
彼が貫いてきた酷しき「自由」を失った

彼女ひとりを守るため
彼の生き方そのものだった「自由」を捨てた
そうして
彼が嘲笑ってきた
あらゆる「無意味な」制限たちをも
必死で掴まなければならなくなった

現実という枠組みで
自らの魂を
キリキリと縛るほどに


少女は
愛するために「自由」を選んだが
少年は
愛するために「不自由」を選んだ

彼らは
共に居るために
それぞれのアイデンティティをバラバラに壊した

二人にとって
幸福の条件は
自由の中にも
不自由の中にも
収まるべき位置を持たぬもの

互いを想う不可思議な感覚のうちにだけ
二人は
真実を見出だした


「自由」を選ぶか
「不自由」を選ぶか
人は皆
どちらかの選択肢を
常に持っているものだ
ならば結局人間はすでに
自由を生きているのかも知れぬ

どちらにしても
二人にとって
それは重要ではなかった

望むべきは
自由でもなく
不自由でもなく
常永久に咲く
魂の花

生き方に拘るのも
所詮は
仮の宿を決めるようなもの


ただ

何が大切なのか
何を守りたいのか

自分を知り
それを生きるだけだ

世界の九十九%が幻と消え失せても
その真実が足場を創るだろう


だから

自分を知るだけだ

自分を知るだけだ
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